ガス系処理技術
- HOME
- ガス系処理技術
7:30~16:30(土日祝日除く)
ガス系処理技術は、金型や自動車部品をはじめ、
様々な産業製品の耐摩耗性・耐疲労強度性を向上させる表面加工技術です。東海イオンでは、用途に応じた最適な処理方法をご提案するために、
お客様のニーズに合わせた独自技術の開発も行っています。
高温の鋳造作業に使用する金型に最適な窒化処理。
加工材料の温度変化による金型の劣化(ヒートクラック)を
予防できるため、金型の交換頻度を減らせます。
東海イオンが開発したオリジナルの窒化処理技術。窒化前後の歪みをμ単位で制御でき、加工処理時に生じる表面の粗さを最小限に抑えられます。そのため、アルミダイカスト金型、プラスチック金型などの製造時において、仕上げ磨き工程の省略が可能です。
40年間で培ってきた技術により低コスト化を実現した、弊社だけの新技術です。
窒化層の上に固体潤滑性のある浸硫層を形成することで、滑りの良さを実現。ステンレス鋼(SUS)への処理も可能な、応用力の高い技術です。
ミック処理は、東海イオンが開発した独自の加工技術です。加工対象を窒化性ガスと浸硫性ガスを混合した雰囲気ガス内に投入し400~580℃で加熱することで、下地となる硬く緻密な窒化層の上に固体潤滑性のある浸硫層を形成します。それにより、加工面の滑りが非常によくなることに加え、ガス窒化では加工が難しいSUS(ステンレス鋼)の窒化も可能です。窒素濃度と硫黄濃度を別々に制御でき、品質、コスト、量産性に優れているという特徴があります。
幅広い温度帯、加工時間での窒化処理ができるため、お客様のニーズに合わせてフレキシブルな対応が可能です。
工業部品から家庭用調理器具まで幅広く活用されています。
ガス軟窒化では、窒素ガス雰囲気中に浸炭性ガス(Endo gas)とアンモニアガスを30〜50%添加し、約500~600℃の比較的低温で1~5時間加熱保持します。加工温度・加工時間ともに柔軟に調整できることから、お客様のご要望に応じた歪みの少ない加工処理が可能です。近年では、鉄製フライパンや調理器具に施されるコーティング加工の代替として、採用が進んでいます。焦げ付きにくさや長寿命化を実現する“第一処理”としても注目を集めている加工方法です。
素材の性質を損なわずに、優れた耐摩耗性と耐疲労強度性を発揮します。シンプルかつ基礎的な表面加工技術で、低コストで施工が可能です。
1923年、ドイツ・クルップ社のアドルフ・フリーによって発見された、世界初の窒化処理法です。加工対象をアンモニアの分解ガスのなかに入れて500~580℃の低温で加熱することで、分解時の窒素が加工対象の表面に吸着。それが内部に拡散し、窒化層を形成します。通常の処理時間は50~(150)時間と長いのが欠点ですが、弊社では25時間~と比較的短時間での処理が可能です。
新技術の開発に積極的に取り組み、
製造現場の「困った」に、全力でお応えしています!
納期は、部品のサイズ・材質・処理内容によって異なりますが、
詳細をお伺いしたうえで、明確なスケジュールをお伝えいたします。
お急ぎのご要望にも、できる限り柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
STEP01
お問い合わせ
STEP02
ヒアリング
STEP03
加工方法のご提案
品質基準の作成
STEP04
お見積り
納期のご案内
STEP05
ご依頼
STEP06
加工処理の実施
STEP07
品質検査
STEP08
納品